2015年03月26日
ヨッ!兄弟!なスピニングリール!ダイワ 15ヴァデル
最近のリールの傾向として、スタンダードモデルとされるリールをちょっとお色直しすることで、○○専用として再リリースすることが多いですよね。特にスピニングリールに多いです。
リールのカスタマイズも珍しくなくなった昨今、入手後に自分でカスタムする手間を省けていい、と好意的に見る人もいれば、穿った見方をすることも可能です。管理人的には選択肢が増えるという意味で、いいんじゃないかと好意的に見ている方ではありますが、中にはそれはちょっと、と思わされることもないわけじゃありません。
で、今回のダイワの新型スピニングリール。15ヴァデルというオフショアルアーゲームのエントリーリールとなってます。
ダイワ(Daiwa) 15ヴァデル 3500
ダイワ(Daiwa) 15ヴァデル 3500H
ダイワ(Daiwa) 15ヴァデル 4000
ダイワ(Daiwa) 15ヴァデル 4000H
モデルラインナップは3500番のノーマルギア比とハイギア比モデル、4000番のノーマルギア比とハイギア比モデルの4機種展開です。オフショアのルアーゲームに限定したモデルですから、この2サイズでも十分といえば十分ですが、さらなる大型狙いの方には上級モデルをお使いください、ということでしょう。
ボディはアルミ合金製、ダイワではスーパーメタルといわれる素材で、上位モデルのソルティガやキャタリナでも使われてます。ボディ剛性は高いですよね。そしてこのボディ形状、15フリームスとそっくり、というか共通ですね。まさに兄弟です。共通の金型を使用したモデルなわけです。
フリームス自体は、さらに14エクセラーと共通の金型となるので、この15ヴァデルは信頼性という点ではかなり安心感があるんじゃないでしょうか。
全くのニューモデルだと初期トラブルは少なくありません。それは各メーカーのフラッグシップモデルでも例外じゃないですからね。でもほぼ同じモデルが先行発売されていれば初期トラブルの心配はほとんどないと言えます。派生モデルが登場する頃にはネガティブは解消されていることが多いですからね。
ただでさえ、リールへの負荷が大きいオフショアの釣り。リールトラブルで台無しになるのは悔しいですよね。そういった意味ではヴァデルは安心感があるんです。
マグシールドを搭載したエアローター、ここも15フリームスと共通です。15フリームスのラインナップは2004から4000番。なので15フリームス3500と4000との共通パーツがほとんどでしょう。違いはカラーリングの以外はハンドルノブの形状・材質とスプールデザイン程度になります。ハンドルノブはがっちり掴めるEVAラウンドノブのパワーライトノブとなってます。これだけでもオプションで購入すると結構な価格になりますから、15フリームスをカスタムするなら、ヴァデルのほうがお買得となりますね。
強度の高いアルミボディは防水性の高いカプセルボディでマグシールドが搭載されてます。ローターもエアローターが採用され、エントリーモデルとはいえ十分な機能は持ってます。これからオフショアをはじめてみよう、とか、時々オフショアへ、と使用頻度が低い方ならかなり満足できるんじゃないでしょうか。
15ヴァデルは4機種とも
定価¥22140(税込)のところ、¥15498(税込) 30%割引
ベースモデルの15フリームスにも3500と4000(ノーマルギア比)は用意されてますね。
15フリームス 3500
15フリームス 4000
3500は
定価¥20088(税込)のところ、¥13057(税込) 35%割引
4000は
定価¥20088(税込)のところ、¥14061(税込) 30%割引
Posted by あごひげあざらし at 22:57
│リールの基礎知識